あなたは知ってる?「夕焼け」と「朝焼け」の違い
夕焼けと対をなす気象現象として、「朝焼け」が挙げられますね。
↑今年の初日の出
朝焼けなんて基本早朝なので、寝てる間に過ぎてしまっている場合が多いでしょうが
果たしてその違いは「朝」か「夕」かの違いだけなのでしょうか。
調べてみました!
▷夕焼けと朝焼けの違い
今回この違いを調べた結果、簡潔にいうと「違いはないが、ある」という事になります。
おいおい待てよと。
お前言ってる事矛盾してるぞと。
頭大丈夫かと。
大丈夫です。
いやいやお前、何が大丈夫なのかと。
説明していきましょう。
どういつう事かというと、焼けるシステムに違いはないが焼け方に違いがあるという事になります。具体的には、朝焼けの方が燃えにくいです。
ひとつずつ見ていきましょう。
まず、空がオレンジ色に焼けるメカニズムとしてはこちらでまとめてある通りでございます。
では、なぜ朝の方が燃えないのか。
どういうことかというと、まず朝の方が空気が澄んでいるんです。
逆に言えば、夕方の方が空気が汚れています。
そりゃそうですよね。チーターが野を駆け回れば砂埃が舞います。工場からは汚れた煙がモクモクと出ています。
そのため夕方の方が空気は汚れています。
では、空気が汚れていることがどう関係あるのか。
先ほどと同じこの記事に詳しくまとまっていますが、
太陽光は見た目には透明ですが7色の光線により構成されています。
その7色とは皆さんご存知虹の7色ですね。
夕焼けのメカニズムとして
大気中をその7色が長く通るうちに、青・紫系の光線が大気中のチリや分子により発散される事により赤・黄色系の色が残り
それが夕焼けとしてオレンジ色に光るのです。
つまり、大気中のチリやホコリが多い方がオレンジ色に光りやすいんですね。
そのため、チリやホコリの少ない朝焼けの方が燃えない傾向にあるのです。
↑同日、今年の初日の入り。日の入りの方がやや燃えてるのがわかりますね!
以上のことを持って、違いはないが、あるとまとめさせて頂きました。
しかしながら、そうはいっても信じられないくらい燃える朝もあります。
必ずしもそうはならないというところはご理解ください。
理屈やへったくれでは予測しきれないのが天気のスゴイところ。
いつになったら100パーセント予報が当たるようになるんですかね。(笑)
それでは!