儲けたい奴は時間泥棒になるしかない
あなたは現在、暇な時間は何をして過ごしていますか?
テレビ? ゲーム? YouTube? 読書? 映画? 音楽? ファッション?
どれも大いに結構。私の余暇もこれらを網羅したような感じです。
時間泥棒の正体
さて、ここでクエスチョン!
上記に記載されてる余暇の過ごし方に共通していることが一つあります。それはなんでしょう。
分かりましたでしょうか。
答えは、「自分の時間を使っている」と言うことです。はい。そんなのは分かっているぞと、それは答えにならないだろうと言う声が聞こえます。聞こえますよね?あれ、私だけ?まあいいです。
しかしながら、実際この質問の答えはこれで間違っていないのです。これは紛れもない事実なんですね。それでもこれを認識できている人はごく僅かではないでしょうか。
上記の項目が提供するサービスに、我々は時間を使っているのです。自分たちの時間を割いて、彼らの提供するサービスを使っているのです。
ある中堅ゲーム実況者は、毎日何本も動画を投稿しています。そして彼が話してたことですが、彼の実況チャンネルは一日の総再生時間が約4万時間にも及ぶそうです。4万時間。パッとしませんね。日に換算すると、実に4年半ほどの時間になるんです。一日ですよ?一日で彼は青少年達から約4年半の時間を奪っているんです。これはすごい話ですよね。中堅ゲーム実況者でこの時間なので、HIKAKINやはじめしゃちょーのような有名ユーチューバーともなればこれの何倍もの時間になるでしょう。彼らはそれだけ、人々に時間を使わせることができているのです。
テレビだってそうですよね。見る時間を使わせます。ゲームでもプレイする時間を使わせます。読書だって読む時間、映画だって見る時間、音楽だって聴く時間、ファッションだって着る時間。それぞれカスタマーに時間を使わせているんですね。
これはごく当たり前な話なんですが、普遍的な社会の本質なんですね。気づいていない人は多くいるかと思います。
さて、もう一つクエスチョン!
加えてもう一つ、上記の項目に共通していることがあるのですがそれは一体なんでしょう。
答えは、「稼いでいる」と言うことです。
皮肉な話ですが、人の時間を奪えば奪うほど稼げるんですね。YouTubeなんかが大変分かりやすいですよね。再生回数に応じた広告料がクリエイターに入ります。テレビだって視聴率の取れる芸人や役者は引っ張りだこでその分ギャラも釣り上ってますし、本だって売り上げの分著者に印税が入ります。昔お笑い芸人麒麟田村の「ホームレス中学生」と言う本が一躍人気になった時がありましたね。100万部売れて印税が2億円程度だったとどこかで聞いたことがあります。(もう使い切ってしまったらしいですが。笑)その他の事も然りですね。
この流れは今後も加速する
時間を奪ったもん勝ちのこの流れは、今後さらに加速すると思っています。これまでテレビのみだったものが、YouTubeが台頭してきてサービスを創造する敷居が低くなりました。動画投稿なんて内容気にしなければ誰でも出来ますからね。加えて最近では石原さとみを射止めた前田裕二さんのshowroom、Instagram、TikTokなど、クリエイティブなコンテンツが流行する傾向があります。
国民総セカンドクリエイター時代の今、これからもこういったサービスは世間を騒がせるでしょう。
おわりに
時間泥棒と言うと聞こえは悪いですが、変な話、今あなたは時間泥棒の被害者なんですね。加害者側に立ち位置を変えて見ると、また少し違う未来が見えるかもしれせん。
さて、この記事を読んでいただくのにかかった時間はどの程度でしょう。30秒か。1分か。2分か。いずれにしても、あなた様の貴重なお時間、ありがとうございました。