羽生結弦が人を惹きつける3つの理由
先日行われた羽生結弦の凱旋パレードに約10万人を越えるファンが集まったと言うことですが、何故そんなにも多くの人を動かす事ができるのか、フィギュアスケートをほぼ知らない私が横柄にも考察してみました。
なぜ羽生君にはあそこまでファンが詰め掛けるのでしょう。その魅力はどこにあるのか。
▷フィギュアスケートという競技の魅力
世の中には多くの競技がありますね。サッカー、野球、テニス、卓球、バドミントン等々。さっと上げただけでもこれだけ出てきます。(球技ばかりでごめんなさい)
それぞれの競技には、それぞれのイメージがあると思うんですよね。
例えば、ラグビーなら強いだとか、テニスは金持ちだとか、サッカーはイケイケだとか、野球はボウズだとか、、、
そのイメージがあるのはフィギュアスケートも例外ではないと思うんです。
私が感じるフィギュアスケートのイメージというのは、「演技」です。スポーツでありながらも、彼らは演技をしているように思うんです。
人はドラマや映画で感動しますよね。それは役者が上手に演技をしてくれているからだと思うです。だから羽生君の演技を見ても人々は感動するんだと思うんです。
その演技の上手さが点数に直結する訳ですから、ファンが多いのも必然ですよね。
▷ストーリーがある
羽生くんの出身の仙台は、東日本大震災で大きな被害を受けました。
そういったマイナスからの復活、というストーリーは人の心を動かしやすい傾向にあるんですね。だからワンピースの麦わら海賊団はみんな辛い過去があるんです。
羽生くんもこの流れに当てはまります。
東日本大震災→東北のためにもフィギュアで頑張る!→ソチオリンピックで金メダル
怪我した→でもどうにか東北ためにも頑張りたい→痛みどめ飲んで強行出場→平昌オリンピック金メダル。
そりゃファンもできるわ。(笑)
羽生君は狙っているわけではないと思いますが、それを現実にしてしまうから凄い。
彼自身の生き様がすでに魅力的なんです。
実際そういった流れというのはあまり人に知られないものだと思うんですが、彼はメディアの恩恵をがっちり受けていますね。こぞって各メディアが彼の人生をなぞって放送したので、かなりの周知度になりました。
いつだか本を出版したかと思いますが、どの程度売れたんでしょうね。
▷整った顔立ちからの知的な受け答えのギャップ
まあルックスについては言わずもがな、おばちゃんウケの良さそうな甘いマスクをしていますよね。
そんな彼、インタビュー等の受け答えはすごいしっかりしてますよね。知的で、一つ一つ言葉を選びながら話しているのが伝わります。
ギャップ萌えという言葉があるように
可愛い顔、可愛い仕草をしてるのに、大変知的でしっかりしている。というギャップに惹かれてるのではないでしょうか。
通訳までお礼を言うとか、パレードでも話題になった消防の方々にもお礼をいうといのは、羽生君でなくてもやってる方はいると思うんです。
カメラの前でそう言うことをするところに関しては正直あざとさを感じてしまいますが、テレビ受けするルックス、高感度抜群な態度。これらも人の心を掴む理由だと思います。
▷まとめ
さて、ここまで羽生君が何故ここまで注目されるのか書きましたが、反面嫌いな人もいるだろうなあと言うのが私の思うところ。
プーさんを抱きかかえていたり、手の振り方が女性らしかったり、嫌いと言うよりも生理的に受け付けないタイプだろうなと思います。
しかし10万人を集める魅力があると言うのは何にも変え難い事実で、それだけの偉人であることを再確認しました。
アンチ羽生君の方は、批判してないで11万人ファンを集められるくらいの何かをしましょう。
次回の北京オリンピックではどのようなドラマを見せてくれるのか、今後の動きに期待です。