違いはあるの?「夕日」と「夕陽」の違い
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
「夕焼け小焼け」運営のはやけんです!
さて、今日は小ネタです。ネタにもなってないのかな?笑
とても短いので是非最後までお読みください。
▷「夕日」と「夕陽」の違い
夕日と夕陽
同じ「ゆうひ」でも二つの表記の仕方がありますよね!
この違いは何なのでしょうか。
まず、辞書で調べても「ゆうひ」の項目で「夕日」「夕陽」の両方が使われています。意味による違いは無いみたいですね。
となると、「日」と「陽」の違いはどうなんでしょう。それぞれを辞書で調べてみました。
「陽」は日向という意味が強く、「太陽」という意味があったのは「日」だけでした。
漢字の成り立ちを調べてみても、
「日」は太陽そのものの象形。
また、常用漢字表では「陽」という字はそもそも「ひ」とは読まないみたいです。
文科省にとっては「夕日」がきっと適当なんでしょう。
ここまででは「夕日」の方がそれっぽい気がしますね。しかし実際は「夕陽」という言葉も生まれ、日常的に使われています。 それはなぜなのか考察してみました!
「日」には色々な使い方がありますね。曜日だったり、日にちだったり。そういった意味では「太陽」への直結は薄いように感じます。
一方「陽」は、その語そのものに太陽という意味はないものの、太陽という語句にも使われていますし、それ以外には陽炎くらいしか使われどころがありません。こちらの方が太陽へイメージが直結しやすいように感じます。
それぞれの意味に違いはないものの、「夕陽」という表記の方がイメージがよりはっきりするような気もしますね。
そのため「夕陽」も多く使われているのだと思います。
▷まとめ
「夕日」と「夕陽」には感覚的に差はあれど、基本的には違いがないことがわかりました。
どちらを使うかは自由なのですが、私はニュアンスとして
・「夕日」な夕暮れ時の太陽そのもの
・「夕陽」はその太陽から放たれる光線
という使い分け方をこれまでしてきたので、今後もこの使い分け方でいこうかと思います!
皆さんも、ご自分が分かりやすいよう、使い分けて頂けたらと思います!
それでは!